雲南省の文化遺産・麗江古城で12日午後、観光客が利用できる無料のWi-Fiサービスが始まった。また、飲食店やホテル、マッサージ、お土産屋、観光ツアーなどの割引情報が掲示されているサイト「大象圈圈」も立ち上げられた。中国で最高ランクの5A級に指定されている観光地が無料のWi-Fiサービスを提供するのは、同地が初めて。新華網が報じた。
観光客は麗江古城で、スマートフォン(多機能携帯)などの端末を使って、ネットワーク「麗江古城」に接続すれば、無料でインターネットが利用できる。
無料Wi-Fiは現在、古城玉河広場や四方街、主な道路と観光スポット、バーや屋台が並ぶ場所など、観光客が集まる場所をカバーしている。その面積は、麗江古城の3分の1に及び、Wi-Fiスポットは300カ所に達している。利用できるのは、光ファイバーのWi-Fiで、観光客は高速インターネットを楽しむことができる。今後、古城内の全ての大通り、観光地、飲食店、酒場などをカバーする二期工事が2015年上半期に完成する計画。完成すれば、Wi-Fiスポットが1000カ所になり、麗江古城の中心エリア全体がカバーされることになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月16日