米CNNの報道によると、米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)が制作したコメディ映画「ザ・インタビュー」はクリスマス時期の公開が予定されていたが、朝鮮の金正恩第1書記を風刺する内容のためテロ攻撃を受ける可能性があるとして、SPEはこのほど上映を中止した。消息筋によると、SPEは18日にもハッカーから「クリスマス時期のこの映画の公開を中止したことは賢明な決断」とする書簡を受け取っている。人民網が伝えた。
オバマ米国大統領はこのほど、「ソニーの今回の上映中止の決定は間違っている」との見方を示すとともに、「SPEは決定を下す前に自分に相談してほしかった」と述べた。米連邦捜査局(FBI)の調査によると、朝鮮の国連外交官はハッカー攻撃についての朝鮮の関与を否定している。米当局によると、米政府はこれまでに日本、韓国、中国、ロシアと会談し、朝鮮のサイバー攻撃への対応で協力を求めたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年12月21日