シエラレオネの首都フリータウンからの情報によると、中国の支援によるシエラレオネエボラ出血熱患者観察センターには19日現在で501人が収容され、このうち217人が感染の確定診断を受けた。また中国人民解放軍のシエラレオネ支援医療チームが現地の医療従事者160人あまりの育成を行った。
解放軍の医療隊(第2陣)の陳昊陽隊長は、「シエラレオネは現在、西アフリカ3カ国の中でエボラ出血熱の感染者数が最も多く、増加ペースも最も速い国であり、状況は非常に深刻だ。目下、医療隊が医療機器、薬品の補充や技術者の育成を急いでおり、今後のさらなる治療活動の展開に向けてしっかりと準備を進めている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年12月21日