2014年12月26日  
 

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「今年も疲れた」公共の場でのうたた寝写真、一挙公開

人民網日本語版 2014年12月26日09:48

カメラマン談:眠っている人を携帯カメラで撮り始めたのは今年の初めから。1月8日、「春運」(春節<旧正月>連休の前後に生じる大規模な帰省・Uターンラッシュ)期間の最初の臨時増発列車で、私は貴州に帰省した。杭州から貴陽まで2日の夜を車内で過ごした。夜になると車内のあちこちで、思い思いの姿勢で眠る乗客が見える。撮りたかったが、撮影音で起こしてはいけないと、携帯のカメラで撮った。故郷を目前とした出稼ぎ労働者が車内のあらゆる隅で眠りこけている姿は、慣れない土地での労働の苦労を想像させた。その後、公共の場で眠っている人を撮影し始めた。撮り始めたら止まらなくなって、もう200枚以上たまっている。

私の携帯には今も随時、新しい写真が加わる。撮影は時間を選ばない。早朝には、寝ぼけ眼でぼんやりしたサラリーマン。午後には、のんびり昼寝する路上の物売り。夕方には、一日の労働で疲れ果てたワーカホリック。深夜には、夜のバスに乗った若者。明け方には、ネットカフェで夜を明かす人たち。撮影場所も決まっていない。バスに乗って帰る乗客。舞台裏で出番を待つ役者。地下鉄の駅で涼む出稼ぎ労働者の子ども。病院で診察を待つ患者。屋外でもオートバイの上でも市場でも、どんなに寝心地が悪そうな所でも、眠くなってしまったら、数分でいいからと眠ってしまう。眠気には誰も勝てない。寝姿には上品なものもあるが、ひどいのもある。写真をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアップしたら色々なコメントが来た。皆さんは、最後にゆっくり眠ってからどのくらい経っただろうか。この一年を振り返って、疲れていないか自問してほしい。もっともこれまで頑張ってきた皆さんだから、心の底がハッピーならば、少し疲れているくらいはなんでもないだろう。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年12月26日


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