西南交通大学高等教育研究所は23日、中・英二カ国語版による「中国大学国際化レベルランキング2014」を発表した。同ランキングの発表は、2013年に続き2回目。中国新聞網が伝えた。
同ランキングは、大学の国際化の現状を反映し、国際化発展を促進することを目的とした重要な研究成果で、清華大学がトップとなった。以下、北京大学、浙江大学、上海交通大学、復旦大学が続いた。
西南交通大学高等教育研究所は今年、▽学生の国際化▽教師の国際化▽教育の国際化▽科学研究国際交流▽文化交流▽国際的な認知度▽国際化の保障――という7つの1級指標のほか、16の2級指標、44の3級指標に基づきランク付けを行った。
昨年のランキングでは教育部(教育省)直属の大学75校のみが対象だったが、今年は「211プロジェクト」「985 プロジェクト」の指定校112校にまで拡大した。さらに、国外の一流大学500校に関する研究も行い、世界最高クラスの学術水準を誇る大学の国際化レベルを算出。これは中国の大学国際化の目標を立てるためである。
大学の国際的な認知度の評価にあたっては、大学の国際化評価研究としては初めてWeb of Science(ウェブ・オブ・サイエンス)といったビッグデータが用いられた。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年12月24日