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南極ヴィクトリアランドの測量作業が開始、5カ所目の観測拠点建設へ

人民網日本語版 2015年01月07日11:04

中国国家測絵地理信息局(国家測量地理情報局)が発表した情報によると、中国は南極・ヴィクトリアランドの測量作業を全面的に展開中だ。人民網が伝えた。

極地観測船「雪竜号」は中山基地の第1期荷降ろしなどの作業後、約半月の航行を経て、昨年12月26日に南極・ロス海沿岸のヴィクトリアランド付近の海域に到着した。「KA32」ヘリが数回に分けて、13人の調査隊員と10トンの物資をヴィクトリアランドの島(Inexpressible Island)に輸送した。南極・ヴィクトリアランドの基礎的な測量作業が、これに伴い全面的に展開された。

調査隊長である、黒竜江測絵地理信息局科学調査隊員の韓恵軍氏は隊員を率いて島を宿営地とし、GNSS観測、GPS観測、標定点測量などの基礎的な測量作業を実施したほか、験潮場を設置しヴィクトリアランドの高さ基準を確定し、観測拠点建設重点エリアの100分の1スケールの地形図、埠頭建設エリアの海岸線および暗礁の分布図、近海水深分布図などを作成した。また新観測拠点重点エリアの地質調査、埠頭建設候補地の視察、島の周辺環境の評価、自動気象ステーション修復などの作業を行い、中国の南極における5カ所目の観測拠点の建設に向け準備を整えた。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年1月7日

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