中国の極地観測船「雪竜号」は22日午後1時30分、74日間に及ぶ北極の旅を終え、上海市外高橋港区の中国極地科学観測調査埠頭に帰還した。外高橋出入境検査所はグリーンルートを開設し、雪竜号の通関手続きを迅速に行った。解放日報が伝えた。
雪竜号は今回の第6回北極科学観測で、北極海の水温、気候、地質などの調査作業を約60日間に渡り実施した。
今回の北極科学観測に参加した船員と科学者は計128人で、雪竜号に乗船し帰港した人員は123人。これには米国籍とロシア国籍の科学者が1人ずつ含まれる。
雪竜号の船長の沈権氏は、「雪竜号は10月末に南極に向かう。これは中国にとって31回目の南極科学観測となる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月23日