26日に開かれた全国測量地理情報業務会議が発表した情報によると、中国は解像度が1メートル以下の高解像度地球観測映像の国土全面カバーを初めて実現した。人民網が伝えた。
同プロジェクトは2012年に始動してから2014年10月までに、解像度1メートル以下の872万平方キロメートル分の衛星映像(2011−2014年)を入手した。また解像度0.5メートル以下のデジタル航空撮影範囲は200万平方キロメートル以上、各地の1メートル以下の高解像度衛星映像は20万平方キロメートル以上に達した。これにて解像度1メートル以下の高解像度地球観測映像の国土全面カバーがほぼ実現された。
国家測量地理情報局が発表した情報によると、今回得られたこれらの映像は国土の全面カバーを実現し、カバー範囲、データ量、映像の品質、解像度で歴史的な記録を樹立し、貴重なデータ資源となった。これは全国第1回地理国勢調査の活動に重要な基礎的データを提供しており、かつ基礎的な測量や地図サービスサイト「天地図」などに幅広く利用されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月29日