中国初となる、小中高生向け歴史文化遺産地域教材「陝西歴史文化遺産(全22冊)」が陝西省で出版された。
同教材は小学校編、中学校編、高校編の3段階からなり、小中学生の認知法則に従って学習内容が合理的に配置されている。低学年用教材には、知名度が高く、学生にも馴染み深い文化遺産が多く登場し、高学年になるにつれて抽象的な内容が増えていく。
小学校編では、主に「文化遺産とは何か」を学ぶ。中学校編では、文化遺産にまつわる物語を学び、理解する。高校編では、文化遺産に対する文化的解釈、すなわち、これまでに学んだ知識を用いて文化遺産の内包する価値を読み解く。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年1月15日