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小米が3千元超のケータイ発売 従来の価格の枠破る

人民網日本語版 2015年01月16日12:43

小米(シャオミ)の携帯電話はこれまでずっと低価格がシンボルだったが、15日に発表された新しい主要機種の「小米Note」(MiNote)は価格が2千元以上に引き上げられ、上位機種はついに3千元の大台を超えた(1元は約18.8円)。「京華時報」が伝えた。

小米Noteは「紅米Note」(RedmiNote)に続く「Note」シリーズの新製品。雷軍董事長(会長)が発表会で小米Noteと米アップル社のスマートフォン「iPhone6Plus」(アイフォーン6プラス)を絶えず比較していたことから、小米Noteは目下の最上級機種と競合する製品と位置づけられていることがわかる。

雷董事長の説明によると、小米Noteには5.7インチ、1920×1080ピクセルのディスプレーが搭載され、アイフォーン6プラスの5.5インチよりも大きい。金属フレームで、ディスプレーのガラスはエッジが緩やかにカーブし、背面にもカーブガラスを採用するという構造だ。前面は2.5Dディスプレー、背面は3Dガラスのディスプレー。ハードウエアはスナップドラゴン801コアプロセッサ、3GB RAM、1300万画素のソニー製積層型CMOSイメージセンサーなどが搭載され、ハイレゾ音源の再生にも対応しているという。

価格ではこれまでの主力機の価格を1999元にするという習慣を脱して、16GBモデルを2299元、64GBモデルを2799元で27日から売り出す。

これだけではない。雷董事長は、「小米Noteには通常版だけでなく上位版があり、これには現在最強といえる米クアルコム社のスナップドラゴン801コアプロセッサ、4GB RAM、64GBの内蔵メモリ(ROM)、2Kディスプレーが搭載される。小米は上位版を『目下最強最大のスマートフォン』と呼んでおり、価格を3299元に設定し、3月末に売り出す予定だ」と述べた。小米Noteと小米Note上位版の価格をみると、小米がこれまでのようなコストパフォーマンスを最大の売りにするモデルを改め、高級機市場へ乗り出したことがわかる。

小米は今回携帯電話だけでなく、「オーバーヘッド型ヘッドホン」や「超小型セットトップボックス」も発表した。ヘッドホンは499元、セットトップボックスは199元の価格で売り出すという。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年1月16日

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