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宗教過激派のテロ犯罪に対して法にのっとり厳しい打撃

人民網日本語版 2015年01月19日16:16

 近年、中国南西部国境地帯で「3つの勢力(分離独立派、宗教過激派、テロリスト)」にだまされたり脅迫されたりした不法出国活動が増加傾向にある。一部のテロリストは不法出入国を阻止されると現地で「ジハード(聖戦)」を行い、罪のない人をむやみに殺害して、深刻な危害をもたらしている。これに対して強い警戒を維持し、法にのっとり厳しく打撃を与え、大衆のために安定した秩序ある、団結した調和ある社会環境を作らなければならない。新華網が伝えた。

 南西部国境地帯でのこうした組織的不法出国活動は通常の不法出国犯罪とは異なり、明らかなテロリズムの性質を備える。こうした犯罪活動は主に国外の「東トルキスタン・イスラム運動」組織が背後で操り、指揮しており、力の限り過激な宗教思想を広め、大衆を惑わし、扇動して国外での「ジハード」活動に参加させ、テロ組織「東トルキスタン・イスラム運動」の人員を補充しようとするものだ。

 不法出国者の圧倒的多数は過激な宗教思想に惑わされ、むしばまれ、「3つの勢力」にだまされたり脅迫されたりしている。一部過激派は不法出国を阻止されるとテロ活動を起こし、社会の安定を深刻に脅かしている。昨年雲南省昆明市で3月1日に起きたテロ事件も、ウルムチで4月30日に起きたテロ事件も、テロリストが不法出国を阻止された後に「ジハード」を行い、大衆の生命と財産の安全を深刻に損なったものだ。

 これに対して公安部(公安省)は中央の方針に従い「4・29」特捜チームを立ち上げ、不法出国を組織していた犯罪集団を打ちのめし、「蛇頭」や不法出国者を逮捕し、南西部国境地帯の組織的な不法出国のルートを断ち、中国南西部国境地帯から東南アジア諸国へとつながる組織的不法出国ネットワークを粉砕し、組織的不法出国事件の頻発の勢いを効果的に抑え込んだ。こうした犯罪活動に対しては法にのっとって手痛い打撃を与えるとともに、長期的に有効なメカニズムを構築し、頭をもたげるなり断固として押さえ込む必要がある。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年1月19日

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