中日関係の複雑性と日本の国際化の挫折という参考的な意義により、「アベノミクス」と「アベノポリティクス」が常に中国国内の専門家によって熱く議論されている。方明氏、李亜芬氏、袁躍東氏、伍偉燁氏の4人の専門家の共著『安倍政治経済学――世界主義へのギャップ』は、国際的な視野に立ち日本問題を俯瞰し、新たな考えを提供することを試みた。
北京大学経済学部の方明氏は取材に応じた際に、「大量の紙幣・国債発行により、国の借金がGDPの250%に膨れ上がった。アベノミクスは日本を20年間のデフレと停滞から脱却させなかったばかりか、未来の財政危機と金融危機を引き起こす災いの根を残した。災いに向かいつつある日本経済は、恐らくスタグフレーションに陥るだろう」と予想した。