米国にある世界インターネットガバナンス連盟はこのほど、委員会選挙を終えたことを公式サイトで発表した。20人の委員中、中国人は2人選出された。中国国家インターネット情報弁公室の魯煒主任は中国政府を代表して委員となった。魯氏はアジア太平洋地域唯一の政府高官の代表でもある。アリババ(阿里巴巴)の馬雲会長もアジア太平洋地域唯一の民営部門代表として、委員に選出された。新華網が伝えた。
世界インターネットガバナンス連盟は世界46人の候補者から投票で20人の委員を選出した。委員会は同連盟の重大事項の決定、ICANN国際化と国際サイバー空間ガバナンスの推進を主に担う。今回選出された委員はアジア太平洋、アフリカ、欧州、北米、南米の5大地域、専門家・学者、技術コミュニティーおよび財団、民間組織、政府機関、民営部門の4大分野をカバーする。このうち政府部門代表は5人で、魯氏の他、アンシプ欧州委員会副委員長、プリツカー米商務長官らが選ばれた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月23日