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「会社員の通勤距離・時間ランキング」発表 トップは北京

人民網日本語版 2015年01月29日13:39

全国50都市の通勤距離・通勤時間ランキング

検索サービスの中国最大手・百度はこのほど、「全国50都市・会社員の通勤距離・通勤時間ランキング」を発表した。これによると、全国の会社員の平均通勤時間は28分、平均通勤距離は9.18キロメートルだった。ランキング発表後、多くのネットユーザーが、「思わず涙ぐんでしまった」とコメントした。中国経済が報じた。

●ネットユーザーのツッコミ「北京の通勤地獄は最も過酷」

今回の調査には、全国300都市以上に住む300万人以上が参与した。統計データによると、全国の会社員の平均通勤時間は28分、平均通勤距離は9.18キロメートル。このうち、バス・地下鉄通勤の平均距離は9.75キロメートル、平均所要時間は32分。マイカー通勤の平均距離は8.11キロメートル、平均所要時間は23分だった。

北京・上海・広州・深セン4大都市は軒並み、通勤距離・時間ともにトップ10入りした。北京の平均通勤距離は19.2キロ、平均通勤時間は52分で全国首位。続く2位は上海で、平均通勤距離18.82キロメートル、平均通勤時間51分。天津は、平均通勤距離16.95キロ、平均通勤時間46分で第3位。また、北京市は、居住地域とオフィス地域が最もはっきりと区切られている都市であることが、調査の結果明らかになった。これについて、「北京の通勤地獄は最も過酷」とのツッコミが多くのネットユーザーから寄せられた。

ランキング結果をより細かく見ると、通勤距離の長さは、もはや一線都市だけの「特色」ではないことが分かる。ランクングにおいて、蘇州、仏山、大連など二・三線都市はいずれも、比較的上位にランクインしている。このうち蘇州の平均通勤距離は15.51キロメートルと、広州を抜いて第4位に入った。

●ネットユーザーの嘆き「貴重な青春の時間が通勤に費やされる」

通勤距離・時間が長いという悩みに対して、一部のネットユーザーは、「心身ともに疲れ果てる」と愚痴をこぼす。あるネットユーザーは、「夕方、会社を出てから1時間で帰宅できれば運がいいほう。毎日毎日、3時間から5時間は通勤に費やしている」と嘆いた。

「職場の近くに住まいを借りて、時間コストを削減すべき」という声も多い。あるネットユーザーは、この意見について、「職場近くの家賃の相場は上がる一方だが、給料は上がらない。通勤距離はますます遠くなり、通勤時間はますます長くなる」と強く訴えた。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年1月29日

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