2015年6月3日  
 

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本日は立春 今も受け継がれる古代の風習 (3)

人民網日本語版 2015年02月04日13:44

咬春--健康を願う慣わし

中国人の伝統行事の多くは食べることが中心であり、これは節気においても同様だ。立春にはダイコン、春餅、春巻などを食べる習慣があるが、これらの総称を「咬春」と言う。

古代の人は健康のために食事療法を重視していた。「咬春」も健康に役立つ習慣だ。「咬春」で使われる食材(ダイコン、キニラ、ニラなど)は辛味のある食べ物で、中国医学の世界では「辛甘発散は陽と為す」と言われるように、陽の気を守るのに役立つ。

立春を過ぎると天気が暖かくなり、様々な病気をもたらす細菌やウイルスが繁殖しやすくなる。現代医学で言うインフルエンザや髄膜炎、はしか、猩紅熱、肺炎などが発生・流行しやすい。このため、古代の人々は食べ物に気をつけるだけでなく積極的に体を動かし、体のエンジンをかけ、筋肉や骨を活性化させ、抵抗力を高めようとした。これが春遊(春のピクニック)の始まりとなった。


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