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米国に取って代わる?中国にそんな事を考えている暇はない (2)

人民網日本語版 2015年02月05日14:01

 マラソンを長く走って、勤勉で勇敢な中華民族は立ち後れた状態から徐々に脱した。他国の先進技術を学ぶことで、中国は高速鉄道、宇宙飛行、通信などの分野ですでに中国のイノベーションを提供し始め、かつ海外に投資し始め、中国の資本や技術と世界の協力・ウィンウィンを追求している。われわれは他国が中国を相乗りさせてくれることに感謝する時代から、中国の急行列車への各国の相乗りを歓迎する新たな時代へと徐々に達した。

 学び、進歩し、さらに学び、さらに進歩することが、昔からの中華民族の品格だ。これはわれわれの優れた点であり、そのことで申し訳なく思う必要はない。われわれが学び、導入するのは進歩が目的であるし、発展と強大化を望むことも何ら不当ではなく、どの民族も同様の望みを抱いている。ましてや強大化し続けるに伴い、中国は現在かつてないほどに世界にフィードバックし、人類に幸福をもたらしている。中国の現代の発展を認識し、中国の先進的経験を学ぶことが、すでに多くの国々の共通認識、行動となっている。

 ピルズベリー氏の新著の核心は、中国は「最後に米国に取って代わって世界の超大国になる」計画だとの彼の認定にある。これは彼および同様の考え方を持つ人々の考えすぎだろう。中国政府はこれまでそのような戦略を持ったり、発言をしたことはない。もちろん、百年間弱かったことから祖国が将来超強国になることを望む中国人が少しいることは否定しない。だがわれわれは、中国はさらに強大化した後も、国連の承認がなくても、さらにはいかなる正当な理由がなくても勝手気ままに他国を侵犯するような不法行為は永遠にしないと深く信じている。中国は世界の平和を守れる強者になることを望むとともに、米国や各国と長く平和共存することも望んでおり、苦心して米国に取って代わる意図は有しない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年2月5日


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コメント

最新コメント

宮田聡美   2015-02-06218.45.64.*
最後にアメリカにとって代わって世界の盟主になりたいのは、中国ではなく、日本です。だって安倍さんが何度も明言したでしょ。「日本を世界の中心で輝く国」にするんですって。そのためには「私を軍国主義者と呼んでいただきたい」ですって。手始めに「イスラム国を絶対に許さない」ですって。その上日本の本屋で売られてる本や、テレビ番組、ブロゴスなんかで人気にブログなどのタイトル見てください。もう日本人って世界中から愛されて、尊敬されてって、自画自賛自己陶酔唯我独尊の嵐ですよ。こんなに自信たっぷりで野心アリアリなのに、アメリカに従属してるんだから、内心相当の憎悪と復讐心燃やしてるでしょう。「臥薪嘗胆」ってね。もともと中国の言葉だけど、日本人大好きなんですよね。「いつか見ていろアメリカ~日本が本気を出したら凄いんだぞお」です。地方の貧しい家庭の出身者が東京に出て異常な出世意欲と野心で手段を選ばすのし上がっていく感じですね。結局最後に毛並みのいい天才肌のイイ人に負けちゃうけどね。中国は「落ちぶれたが元上流階級で現在は復興中」の大国です。もともと育ちがよくて、栄光の甘みと苦味をよく知っているので、日本のような貧相でガツガツした野心とかないんですよ。中国人の理想「四海兄弟」「世界大同」って心と懐の広い「ウインウイン」思想なんです。そこが分かっているアメリカ人はけっこういるし、ヨーロッパ人はもっと理解しやすいでしょ。豊かな文明をもち、育ちがいい国なのだから。