中国、スマホで「旅行を予約」が急増　昨年194.6％増 (2)

4年間の急速な進化を経て、2014年、共同購入サイトも安定した市場へと成長。「美団網」や「聚划算」、「大衆点評団」等のサイトが、浸透率上位3位に入った。4位は「糯米網」。

CNNICの報告によると、昨年、携帯を使ったモバイル決済のユーザーが前年比73.2％増の2億1700万人に達した。ネットユーザー全体に占める割合は25.1％から39.0％に増加した。

CNNICのアナリスト陳晶晶氏は、「2014年、融通性とイノベーション性に富んだ第三者オンライン決済が、従来の銀行の改革を促した。銀行業の監督・管理制度が、第三者オンライン決済業務の安全性を確保している」と分析し、「2015年、第三者オンライン決済業務と銀行業務の競合合戦がさらに激しくなるだろう」と予測した。

 中国のオンラインゲームのユーザーが14年12月の時点で、前年比2782万人増の3億6600万人に達した。ネットユーザー全体に占める比率は前年の54.7％から56.4％に上昇した。また、携帯を使ったオンラインゲームのユーザーも、前年比3288万人増の2億4800万人に達し、ネットユーザー全体に占める比率は前年の43.1％から44.6％に上昇した。CNNICは、「携帯端末を使ったゲーマーは、成長を牽引する主戦力となっているほか、パソコンを使ったゲーマーが携帯を使うようになっている」と分析している。（編集KN）

「人民網日本語版」2015年2月6日