生活の中でも、放射線を浴びる機会がある。例えば、病院で放射線治療やアイソトープ治療、レントゲン撮影などを受ける患者は一定の放射線を浴びることになる。また、天然の大理石からも放射線が出ているほか、パソコンからも放射線の一種である電磁波が出ている。そのような放射線の影響から体を守るには、ニンジンやモヤシ、トマト、赤身肉、動物の肝臓など、ビタミンA、ビタミンC、たんぱく質などを豊富に含む食品をよく食べ、緑茶を飲むと良い。広州日報が報じた。
脂分の取りすぎに注意
放射線を浴びると、食欲不振に陥ったり、おいしい物を食べてもおいしいと感じなくなったりするため、脂肪の摂取量を適度に減らさなければならない。しかし、植物油の占める割合は増加させなければならず、うち、オレイン酸は、体の造血システムの再生機能を向上し、放射線の影響を最小限に抑えてくれる。
質の高いたんぱく質の摂取を
質の高いたんぱく質を十分に取ると、放射線の影響を抑え、健康の回復を促進できる。
無機塩の摂取を適度に増加
おかずなどに含まれる無機塩(主に食塩)を適度に増やすと、飲む水の量が増え、放射性核種が尿や便と共に排出されるのを促進することができ、放射線の影響を抑えることができる。
ビタミンの十分な摂取
摂取するビタミンを増加させると、放射線の影響を抑えるほか、影響からの回復を促すこともできる。例えば、ビタミンKは出血を減少させ、ビタミンCは、細胞の再生を加速させる。そのため、昆布やキャベツ、ニンジン、蜂蜜、クコなどをたくさん食べると良い。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年2月25日