中国科学技術大学が発表した情報によると、東京大学で開催中の第5回アジア太平洋放射化学国際会議において、同大学の核科学技術学院の林銘章教授が、日本放射線化学会の「放射線化学賞」を受賞した。これは林教授の高温・超臨界水放射化学研究の、放射化学の発展への重大かつ優れた貢献を表彰するものだ。日本人以外の科学者で同賞を受賞したのは、林教授が初めてだ。科技日報が伝えた。
林教授は水溶液の放射化学研究に長年従事しており、特に高温・超臨界水の放射化学の研究に造詣が深い。林教授は日本学術振興会、文部科学省、経済産業省などの大型研究プロジェクトに参与し、第4世代原子炉の超臨界水冷却炉の研究で重要な基礎的データを蓄積した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月25日