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日本でEV普及の歩みが加速 充電スタンド4万カ所以上 

人民網日本語版 2015年02月25日13:35

人民日報記者はこのほど、横浜にある日産自動車グローバル本社を訪ねた際、EV(電気自動車)用急速充電器を利用中のタクシードライバー・橋本氏に取材を行った。アサヒタクシーのドライバーである橋本氏は、「現在、社内で唯一のEVタクシーを運転している。ガソリン車と比べ、EVは静かでスムーズで、振動や騒音が無く、加速性能も高い。EVなので乗客にも注目され、EV購入意欲のある乗客からは、航続距離などについて質問される」と語った。人民日報が伝えた。

橋本氏によると、横浜市は日産と協力してEVの普及に努めている。横浜市は3年前から、市内のタクシー会社で日産のEV「リーフ」を推し進めてきた。現在、横浜市内ではEVタクシーが5台走っており、それぞれ大手タクシー会社に1台ずつ配備されている。

日本の自動車業界関係者は、「世界の自動車排出ガス規制が厳しくなるに伴い、自動車メーカーもあの手この手を使ってエコカーの車種を拡大している。環境にやさしいエコカーを選ぶ日本人もますます増えており、EVの販売台数も急上昇している」と指摘する。

日産で働く束野氏は「日産のEV・リーフは販売開始以来、世界での販売台数が16万1千台に達し、世界最大の販売台数を誇る電気自動車の座を維持している。日本国内での販売台数は5万台を突破した」と紹介した。

伝統的なガソリン車と比べ、EVはエネルギー消費量の面で大きな優位性を持つ。EVの場合、日本国内で1000キロを走行するのに必要な電気代は約2千円だが、ガソリン車の場合、1000キロを走行するのに必要なガソリン代は約1万2千円に達する。


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