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ネスレ、奨学金基金の設立が普洱市コーヒー事業を促進

人民網日本語版 2015年02月13日08:07

世界的な大手コーヒーメーカー・ネスレは、このほど雲南省普洱(プーアール)市で雲南の大学生38人に2014‐2015年度の「ネスレ奨学金」を提供すると発表した。奨学金は1人5000元(約9万5000円)となる。

ネスレの責任者によると、ネスレは、2014年から雲南省に奨学金基金を設立し、大学の学部生や短大生および職業高等学校の在学生を対象に、最長4年の支援を行っている。学生に高度で専門的な教育を受けることを奨励するとともに、地元の農家のコーヒー事業の発展に貢献することを奨励している。

2013年の年初、ネスレの普洱コーヒーの購買センターは国際的非営利組織「4Cアソシエーション」の認証を受けた。その後、コーヒー農家に対して無料の育成研修を行い、「価値創造・共有の4C奨励基金」を立ち上げ、コーヒー農家が4Cの基準に沿った方法でコーヒーの栽培を行い、質の高いコーヒーを提供するよう支援し続けてきた。現時点で、2600以上のパートナーが4Cの認証を受け、3万6000戸のコーヒー農家が基金の恩恵を受けている。また、栽培面積は1万3333ヘクタールに達している。

ネスレが雲南省で購入したコーヒー豆は今季からすべて4Cの認証を受けたものとなり、普洱市のコーヒーの長期的で持続的な発展に役立っている。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年2月13日    

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