中国南車四方株式公司が発表した情報によると、同社がアルゼンチンの首都・ブエノスアイレスに派遣した30数人の技術者からなる技術サービスチームは、現地時間3月8日に技術サービスの提供を開始した。技術者らはアルゼンチンの鉄道事業者に対して、都市間高速列車の技術研修と技術サポートを1年に渡り提供する。これは中国の都市間高速列車としては初の技術輸出プロジェクトであり、同社がアルゼンチンへの製品輸出から技術輸出へのアップグレードを実現したことを意味する。人民日報海外版が伝えた。
契約内容によると、技術サービスチームはアルゼンチン側の人員に対して、高速列車の技術の原理、故障した際の処理方法、検査・修理・メンテナンスなどの技術研修を実施する。同社はサルミエント線とミトレ線の車両基地に技術サポートセンターを設置し、現場の緊急故障処理の技術指導・サポートを提供する。1年間の技術輸出サービス後、アルゼンチン側の人員は高速列車のメンテナンスを自力で行えるようになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月10日