ビジネス向けSNS「LinkedIn(リンクトイン)」はこのほど、「2014年中国キャリア発展満足度報告」を発表した。報告によると、勤務時間が最も長いのは北京市民で、通勤時間最長は上海市民だった。新華網が報じた。
同報告は、全国の会社員約5千人を対象としたアンケート調査の結果について、掘り下げた分析を行い取りまとめたもの。
睡眠時間については、北京の会社員のうち、「5時間から6時間」と答えた人は32%と、他の都市より睡眠時間が少ない傾向があった。また、週あたりの平均勤務時間が「60時間から80時間(1日平均12時間から16時間)」と答えた人は17%と、全国トップだった。
ただ、職場でのキャリア発展に対する満足度については、「満足している」と答えた北京の会社員が25%と、やはり全国で最高だった。
また、通勤時間については、上海市民の通勤時間が最も長かったが、職場でのキャリア発展に対する満足度は、北京市民と同様高かった。
国内で初めて「地下鉄・都市鉄道の総延長400キロメートル」を突破した都市である上海だが、通勤時間も国内で最も長く、1日の通勤時間が「2時間以上」の人が17%を占めた。この数値は、深センの2.5倍に相当する。
上海は、「北京・上海・広州・深セン」4都市のうち、週末出勤が最も少ない都市で、職場のキャリア発展に対する満足度は、北京と同様高かった。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年3月16日