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婚前交渉「受け入れられる」4割満たず 広州

人民網日本語版 2015年03月19日09:21

 共青団広州市委員会などの組織による共同調査「広州地区独身青年層結婚恋愛調査報告」がこのほど発表された。これによると「富二代」(富裕層2世)と結婚したいという女性は広州では意外と少なく1割足らず。また婚前交渉を「受け入れられる」という人も4割にも満たない。中国婦女報が伝えた。

▽大切なのは性格や気性

 「80後」(1980年代生まれ)や「90後」(1990年代生まれ)と何かと話題となる若い世代もすでに「晩婚」年齢に達しつつある。調査によると、広州地区の若者がパートナー選びの際に最も重んじるのは「性格・気性」(27.8%)で、「価値観」(13.1%)、「品性」(10.7%)がこれに続いた。「価値観」を選んだ女性の割合は男性より6ポイント高かった。また男性の女性選びで重んじられる要素は「性格」(64%)が圧倒的で、「学歴・才能」(13.8%)と「容貌・体つき」(12.6%)はそれほど重要視されていない。

 相手に求める職業では、男性が求めるのは「教員」(39.1%)と「公務員」(28.4%)、女性は「公務員」(29.7%)と「同業者」(22.4%)が多かった。

 「幸せな結婚には家柄や身分が釣り合っている必要がある」と考える人は48.7%に達し、「まったく必要ない」という人は8%にすぎなかった。また56.6%は、相手の家庭を判断する際に「両親の間柄」「両親と子どもの間柄」「両親の教育レベル」が重要なポイントだとした。

 女性の結婚したい男性像は「将来有望な人」(57.9%)や「好きな人なら誰でも」(26.9%)を選んだ人が多く、「富二代」がいいという人は1割に満たなかった(8.6%)。「好きでなくても大金持ちなら恋愛・結婚できる」という意見には67.2%が反対を唱えた。また「泣きながらBMWに乗る方が微笑みながら自転車をこぐよりマシ」という意見には7割が反対した。

 調査担当者は、結婚や恋愛では感情を重んじる人が多いことを示す結果だと指摘する。相手を選ぶ時にまず金銭を考える人よりも、「愛さえあれば水だけでおなかいっぱい」という人の方が中国ではまだ主流と考えられる。


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