■「中国軍事脅威論」は西側諸国で依然一定の賛同
米国、英国、日本など西側国では「中国軍事脅威論」が依然一定の賛同を得ており、「中国の軍事力の発展は他国の安全を脅かす」とする外国の回答者は平均35%だった。だが一方で「中国の軍事力は国際秩序の安定や世界平和の維持における重要なパワー」との考えに同意する回答も以前より増加した。
■二国間関係が海外民衆の対中評価に影響
中国との二国間関係の良し悪しが、その国の国民の対中評価に直接影響している。ロシアと日本を例にとると、中露は急速に関係を発展させ、各分野で緊密な協力を繰り広げている。これに応じて、ロシア国民の中国に対する全体的イメージや、中国の政治、経済、軍事力、科学技術の発展に対する見方はいずれもポジティブだ。中国をポジティブに評価する割合はロシア国民が海外8カ国中最高だった。一方、中日関係は2014年も引き続き冷え込み、日本の回答者の対中評価も引き続き下落。軍事力建設を始めとする中国の発展に対する信頼感も引き続き低下し、中国の国際的なイニシアティブや国際活動に対しても消極的だ。日本は海外8カ国中、対中評価が最低の国となっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年3月20日