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50年前の中国人男性ペンパルを探す日本人女性

「いつかきっと会いましょう」という約束を果たしたい

人民網日本語版 2015年03月24日14:34

長年日本に住む張志宏さんは、中国語を教えている。受け持っているクラスの生徒はみな、彼女のことを「張先生」と呼ぶ。佐藤真理子さんも、その生徒の1人だ。張先生は、「佐藤さんはとても人当りが良く、非常にまじめに中国語学習に取り組んでいる。彼女は50数年前、長春のペンフレンド(ペンパル)と文通をしていたが、いくつかの理由で連絡が途絶えてしまったという。私は、佐藤さんがこのペンパルを探し出し、夢を叶えるお手伝いがしたい」と話している。新文化報が伝えた。

2人がやり取りした手紙

〇75歳女性のスピーチにクラスの全員が感動

佐藤真理子さんは今年75歳。横浜市職員を務めた後、今は定年退職して家にいる。張先生は最初、佐藤さんと中国との関係、自分の故郷との関係について知らなかった。「佐藤真理子さんは旧姓小倉真理子さんといい、独身時代に長春に住むペンパルとの文通が始まった。佐藤さんは去年、私が担当する上級中国語クラスに入った。学生による作文発表会で、佐藤さんは、『私のペンパル』というテーマで作文を発表した」と趙先生は話した。

佐藤さんは、その作文で、中国人ペンパルとの交友歴を書いた。「彼女は当時17歳、長春のペンパル・李秉春さんは22歳。2人は日中友好協会を通じてペンパルになった。1950年代の若者2人は、お互いを励まし合い、それぞれの理想を語り合い、愛情ではなく、最も誠実な友情でつながっていた。クラスにいた全員が彼女のスピーチに大変感動した。そして私は、彼女の願いを叶えるお手伝いをしようと決心した」と張先生は続けた。


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