日本の高級米にかかわるニュースで「ひとめぼれ」の東北生産企業が不正な販売の疑いを指摘された。出典:資料写真。
閉幕したばかりの全国「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)では、日本の高級米が中国人に大人気だというニュースが世論の注目を集めた。数日後には高級米の話題はさらにドラマチックな色合いを帯びて報道された。あるメディアによると、中国人が1キロ300元(約5800円)で購入している日本の高級米は実際は中国東北地域生産のもので、現地ではわずか1キロ6元(約116円)で販売されている「ひとめぼれ」というブランドだという。新京報が伝えた。
調査によると、日本の高級米を輸入して購入する中国人もある程度存在するが、その米が中国東北地域で生産された中国産だと確定できる証拠はなく、また当該の米が東北の企業が生産した「ひとめぼれ」だと確定できる証拠もない。また中国産「ひとめぼれ」の生産企業もこの件を利用して販売拡大を狙っていると指摘されている。