中国広核集団は6日、同社が担当した国家科学技術支援計画プロジェクト「100万kW級加圧水型原子炉制御棒駆動システムの研究・開発」が、このほど審査に合格したことを発表した。これは中国企業が12・14フィート燃料モジュールの制御棒駆動システムのコア技術を完全に把握し、長期に渡る海外の技術独占を打破し、原子炉の「心臓」の国産化を実現したことを意味する。新華社が伝えた。
制御棒駆動システムは原子炉本体の中で唯一動く部品で、原子炉の起動、パワーの調節などの制御・保護を担う、原子炉を安全に稼働させる「心臓」だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月7日