ジャーニガンさんのサイトにアクセスした人は、50元を払えば、簡単なテストを受け、その結果に基づき、5種類の「自動的に作成された英語名」を受け取ることができる。さらに1時間につき200元を支払えば、彼女からの個別のコメントを得ることができる。
彼女のサイトには、1カ月3万人ほどがアクセスしている。今のところ、「顧客」は若い女性が大半を占め、彼女らの多くは、留学を計画しているという。
実は、かなり前、国内でこのような状況に対する問題提起があった。2013年の知乎日報(電子版)に、「英語名では果物の名前を使わないように」と読者に呼びかける文章が掲載されたのだ。
文章では、「自分の英語名には、くれぐれも果物や野菜の名前を使わないように。特に、『チェリー』は絶対に避けること。男性の場合、ディックという英語名を名乗る人がいるかしれないが、実のところこれは大変『変わった』名前だ」と指摘されている。
それでもなお、このような奇妙な現象が今でもまかり通っている。ジャーニガンさんによると、「ラリー」や「ゲイリー」と名乗る若い女性に遭遇したことがあるという。
彼女は、「良い印象をもたれる英語名を名乗ることは、非常に大事なこと。さもないと、欧米文化を理解していない人、と他人から思われても仕方がない」と警告している。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年4月2日