7日に撮影された事故現場。 |
福建省安全生産監督管理局によると、6日午後6時56分ごろ、漳州市古雷にある会社のパラキシレン装置で漏洩と爆発事故が発生した。中間タンクエリアでは重質ナフサのタンク2つとリフォーメイトのタンク1つから出火している。漳州市消防支隊が現場で消火作業にあたり、中間タンクエリア周辺のタンクや装置への延焼を防いでいる。現在、1人が負傷し、5人がガラスでケガをして病院で治療を受けている。人民日報が伝えた。
事故発生後、国務委員、公安部長の郭声琨氏が警察を派遣し、関連部門と協力して全力で消火作業を支援し、二次災害の発生防止につとめている。
福建省党委員会の尤権書記、蘇樹林省長などは、事故と死傷者の状況を明らかにし、速やかに関連のパイプやスイッチを閉鎖して、延焼を防ぐよう要求した。また事故処理において可能な限り周囲の市民への影響を軽減するよう要求している。
福建省副省長、公安庁の王恵敏庁長が省安全生産監督管理局、公安消防総隊などの関連部門の責任者や専門家を引き連れて事故現場を訪れ、救援処置などの関連業務を指揮している。漳州市政府はすでに安全生産監督管理や消防などの関連部門を率いて、漳州市街地及び漳浦などの周辺の消防車合計78台を現場に派遣し、また厦門(アモイ)や泉州、竜岩などから現場の消火作業のために特殊消防車を動員している。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月7日