2014年3月12日  
 

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北京市 微信で火災危険箇所の通報が可能に

 2014年03月12日14:42
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 北京市公安局の微信(WeChat)公式アカウント「平安北京」が11日午前にバージョンアップし、便利なサービス6種類が追加された。北京市民は今後、スマートフォンを使って交通違反履歴の照会、出入国関連手続きの問い合わせ、火災危険箇所の通報などができるようになる。北京日報が伝えた。

 新バージョンで追加されたのは、自動車の交通違反履歴の照会、ドライバーの違反点数の確認、便利な電話番号照会、人口管理・交通・出入国関連の手続きガイドなどの機能。このほか、9種類の火災危険箇所を微信を通じて通報できる。

 記者がスマートフォンを使って微信アカウント「平安北京」にアクセスしたところ、「市民サービス」と「業務ナビ」が追加されていた。「車両違反履歴の照会」アイコンをクリックすると、車のナンバー、エンジン番号、認証コードを入力する欄が現れ、これらを入力すると、車体の色、ナンバーの種類、車検有効期間および違反の進捗状況などの情報が現れる。

 「平安北京」の技術スタッフによると、微信上の違反履歴や違反点数はいずれもリアルタイムで更新され、公安部(公安省)交通管理局のオンライン照会サービスと同じ内容だという。交通管理局のサイトにアクセスしなくとも、モバイルネットワークで微信からアクセスするだけでいつでもどこでも照会できるため、より便利になった。 

 このほか、新バージョンでは火災危険箇所の通報機能が追加され、市民による監督の手段を提供している。▽可燃物・爆発物・危険物を生産、貯蔵している場所▽避難経路がふさがれている場所▽消火栓が埋まっているか使用できない――など、9種類の火災危険箇所を発見した場合、微信を通じて通報することができる。
 
 これらの危険箇所を発見した市民が、その写真を撮り、位置と状況説明を添えて平安北京に送信すると、担当者がこの情報を直ちに消防部門の火災情報リスクセンターに転送する。消防通路がふさがれるといった安全リスクの通報に対しては、消防部門が24時間以内に調査を行う。一般的な火災危険箇所の場合は3営業日以内に対処し、その結果を通報者に伝える。

 市公安局の担当者は、「今回のバージョンアップにより、平安北京の微信市民サービスプラットフォームはバージョン1.0となった。さらなる改善に向けた市民からの意見を募集する。市公安局は今後、ネットユーザーからの意見・建議をまとめ、サービス機能のより良い開発・発展を目指していく。出入国証明書のオンライン予約、手続きの進捗状況照会などの機能も追加していく計画だ」と述べた。

 現在、「平安北京」は微博(ウェイボー)、微信など8つのプラットフォームで展開されており、フォロワー数は830万件を突破、これまでに5万2千件あまりの情報を発表し、ネットユーザーからのコメント数は94万件を超えた。また、ネットユーザーから提起された700件あまりの問題や困難を解決した。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年3月12日

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