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資産96億円以上の超富裕層、中国に1万7千人

人民網日本語版 2015年04月07日15:02

資産が5億元(約96.5億円)を超える富豪は中国にどれくらいいるのだろう?中国民生銀行と「胡潤百富榜(フージワーフの中国富豪ランキング)」がこのほど北京で発表した「2014-2015年中国超富裕層需要調査研究報告書」によると、中国には資産が5億元を超える超富裕層が約1万7千人おり、資産規模は約31兆元(約590兆円)に上ることが明らかになった。一人あたり平均資産規模は18億2千万元(約345億円)で、企業家が多いという。北京青年報が伝えた。

報告書によると中国の超富裕層のうち84%が男性で、平均年齢は51歳、年齢層で見ると40-59歳が主力だった。学歴別に見ると、博士卒が5%、高卒以下が6%、大学院卒が42%、大卒が47%。余暇の過ごし方には読書、旅行、家族と過ごすなどが挙がった。その他、年間の休日数は平均22日間、平均睡眠時間は平日6.4時間、週末6.5時間だった。

地域別に見ると、富豪は主に中国北部と東部に集中していた。中でも北京、広東、上海、浙江の4都市は多く、それぞれ10%以上を占めた。富豪の所有する企業のうち、約6割が上場しており、国内で上場している割合がそのうちの7割を上回った。所属する業界は製造業、不動産業、TMT(科学技術、メディア、通信産業)が多く、約半数を占めた。その他、サービス業、投資、重工業、製薬、エネルギーなども高い割合を占めた。

調査結果によると、富豪の約半数が今後3年以内に資金調達の利便性、全体的な経済情勢、企業家の社会的地位が向上すると回答し、企業経営環境に楽観的な見方を持っていることが明らかになった。一方、企業の収益能力については43%が「現状維持」、23%が「悪化する」と答え、保守的な見方が目立った。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年4月7日

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