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米国防長官「中米は敵対国になる必要はない」

人民網日本語版 2015年04月08日14:44

 米国のカーター国防長官は6日、就任後初のアジア訪問を前に「米国の『リバランス戦略』『次の段階』」と題して演説し、「中米は『ゼロサム関係』ではなく、ウィンウィンを実現できる」と指摘。中米関係に競争と協力の両面があり「複雑」であることを認めたうえで、「力強く、かつ建設的な米中関係は世界の安全と繁栄にとって極めて重要だ」と述べた。北京青年報が伝えた。

 カーター長官は同日、アリゾナ州の大学で演説し、中米関係について「アジア太平洋において中国が米国に取って代わり、中国の経済成長がなんらかの方法でみなさんのような若者からチャンスを奪っていくと信じさせようとする人々がいる。だが、いわゆる中国が得をすればわれわれが損をするという『ゼロサム』思考の受け入れを私は拒絶する。ウィンウィンという状況もあるからだ。米国と中国は同盟国ではないが、敵対国になる必要はない。力強く、かつ建設的な米中関係は世界の安全と繁栄にとって極めて重要だ」と述べた。

 カーター長官は同時に「競争と協力を同時に継続することから、われわれの関係は依然として複雑なものとなる。ただ、理解を強化し、危険を減らす機会があるともわれわれは信じている。例えば中米両軍は昨年、軍事相互信頼醸成メカニズムの構築に関する2つの覚書に署名した。『重大な軍事行動の相互通告信頼醸成措置メカニズム』と『海空遭遇時安全行動規範』だ」と指摘。「両国は今年『危険な空対空遭遇』について安全行動規範を共同策定する。私自身、さらに多くの、さらに広範な中米関係の信頼醸成措置の構築に尽力する」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年4月8日

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コメント

最新コメント

秋月 龍一   2015-04-0858.157.98.*
中国とアメリカとは最終的には全面的に対決することになると思うが、これは戦争ということではなく、国対国の歴史上不可避な覇権争いである。しかしながら、RUSSIAのPUTIN大統領は、中国の国家主席とは親友同士であると言っているそうだ。日本では、政府・マスコミによる「PUTIN氏は中国嫌いであり、日本と同盟して中国を封じ込めたいと思っている」、等と偏向報道で国民への世論工作が続いてきた経緯から、これまでの日本政府・新聞・TV等の宣伝を覆し、これまでの嘘報道が暴露されることになる、このPUTIN発言は、日本では報道されることはないだろう。