陝西省延安市にある宜川中学の高校1年生1700人は、11日、同校の運動場で一斉に試験を受けた。試験会場となった運動場に並べられた机と椅子は、縦から見ても、横から見ても、斜めから見ても、一列一列がすべて非常に規則正しく並べられている。高台から見ると、膨大な数の生徒たちが一斉に並んで試験を受ける光景は圧巻の一言だ。
当日、宜川県の気温は寒くも暑くもない適温で、微風が吹いていた。生徒たちは太陽の下で試験問題に集中して取り組み、忙しそうに答案用紙にペンを走らせていた。試験中、日差しの問題で、校内放送の案内に従って、全員が机の向きを変えるという光景も見られた。
学校側によると、野外で試験を行うのは今回が初めてだという。宜川中学の高校1年生の担当教員によると、このような野外の試験を試みたのは、(1)学校の教室が試験会場として必要な客観的基準を満たしていないこと、(2)学生自主管理委員会に鍛練と試練の機会を与えるとの理由からで、生徒が自ら提案したものだという。
(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月13日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386