数学は0点、歴史は16点、作文は何を書けばよいかわからない…。天津のある中学に通うドイツ人の少年は、様々なテストの「大きなストレス」に直面している。言葉が通じず、また授業の難易度が高い現実に直面しても、この外国人の少年は真面目で、わけのわからない数学の試験を前にして、用紙の上に真面目に「ごめんなさい、私はできません。中国の数学は難しすぎます」と書いた。また作文の試験ではより「率直」に胸のうちを明かし、何を書いたらよいかわからずとてもつまらないと書き、簡単な自己紹介をした上で、中国に来てからの印象を書いている。「中国にはとてもたくさんのおいしい料理があります」。国際在線が伝えた。
もっとも教師たちは、彼の書いた字はとても几帳面で整っていると評価している。英語名でAlexanderという彼は、黄天浩という中国名も持っている。きれいに書かれた「亜歴山大」(Alexanderの中国語音訳)という漢字を見て、これが中国に来てたった5カ月の学習の成果かと驚く人が多い。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年6月27日
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