寧夏検験検疫局の現場審査を経て、寧夏広和食品有限公司はこのほど、食品輸出業務の認可を獲得した。寧夏回族自治区で最初の、牛肉を主材料とした調味料「牛肉醤」の輸出企業となる。寧夏日報が伝えた。
同社の輸出認可申請の受理後、寧夏検験検疫局は、検査・検疫やムスリム国家向け清真食品貿易認証などについて企業を知識の面から支えている。イスラム教では食べないものが多く、輸入食品には「HALAL」の認証などが求められる。同局は職員を率いて、ムスリム国家向け食品の技術法規や標準、要求などを集め、企業が獲得した清真認証が輸入国で相互認証されるかを調べ、輸入国の標準で生産するよう企業を指導するなどしている。同時に、製品や原料、工法などのリスクを分析した上で、食品の安全と管理システムの設立・整備を助け、原料の検収や製品のトレーサビリティなどの制度を企業が整備することを指導し、企業が自ら検査・制御し、リスクを避ける能力を高めることを助けている。
今回輸出認可を経た寧夏広和食品有限公司は、中東市場に製品を輸出する計画だ。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年4月15日