ネパールの投資当局はこのほど、スシル・コイララ首相が主宰する会議において、中国三峡集団に所属する中国水電建設集団国際工程有限公司とネパール電力公社による、ウエストセティ水力発電所の共同開発を正式に許可した。新華社が伝えた。
公開されている資料によると、同プロジェクトはネパール西部のインドに近いウエストセティに位置し、北から南にかけて多くの県に跨る。計画中の設備容量は750MW。このダム式発電所の投資総額は約16億ドルで、中国側が75%、ネパール側が25%を出資する。
アナリストは、「ネパール政府の決定は、両国が同プロジェクトの正式な着工に向け、投資会社の設立、建設予定地の地質調査といった、一連の準備作業を開始できるようになったことを意味する」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年4月15日