世界3位・中国2位の規模を持つ渓洛渡水力発電所はこのほど、専門家チームによる系統連系の安全性評価に合格した。中国長江三峡集団公司が5日に発表した情報によると、最後のユニットの系統連系の安全性評価に関する最終会議がこのほど開かれ、高得点で合格した。新華社が伝えた。
系統連系の安全性評価は発電所の稼働の安定性を高める重要な内容であり、電力の安全監督・管理を強化する重要な手段でもある。発電所の安全稼働能力の全面的な審査・評価は、重大リスクの効果的な管理・制御に対して非常に重要な意義を持つ。
2013年9月11日に渓洛渡水力発電所の系統連系の安全性評価が開始されると、同発電所は安全性評価作業チームを発足し、リスク排除などの活動を積極的に実施し、専門家チームからの意見に基づき改善を行った。計5回の安全性評価において、発電機および関連設備の稼働状況は専門家チームから高く評価された。
四川省雷波県と雲南省永善県の境に位置する金沙江峡谷の渓洛渡水力発電所は、世界3位・中国2位の規模を持つ水力発電所で、その設備容量は1386万kWと、三峡ダムとイタイプダムに次ぐ規模となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月7日