世界5位の通信販売企業である日本の楽天は、百度と合弁設立した通販サイト「楽酷天」が「夭折」した後、今度はアフィリエイト(成功報酬型広告)の収益の一部をユーザーに還元するサイト「返利網」への投資を進めている。楽天はこの投資について明らかにしていないが、業界関係者は、「楽天が投資先に選ぶ可能性があるのは返利網であり、今回の資金提供が完了すれば返利網の時価総額は10億ドル(1ドルは約118.9円)に達する」との見方を示す。「北京商報」が伝えた。
楽天は楽酷天の教訓をくみ取り、直接営業に乗り出すことはもうしないで、中国市場をよく知る現地サイトに投資する道を選んだ。返利網との提携は楽天のグローバル通販ショッピングガイド市場への布陣の始まりになるとみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年4月20日