商務部(省)の沈丹陽報道官は16日午前に行われた定例記者会見で、今年1~2月のビジネス状況について紹介した。今年の国内消費市場は安定したスタートを切り、1~2月の全国社会消費財小売総額は前年同期比10.7%増となった。消費価格は全体として安定を保ったが、商務部がモニタリングを行っている全国36の大中都市の食用農産物価格は同1.5%減少した。中国経済網が伝えた。
沈報道官は「2015年1月と2月、国内の消費市場は全体的に安定していた。同期の全国社会消費財小売総額は前年同期比10.7%増の4兆8千億元(1元は約19.3円)となった。価格上昇の要因を差し引くと、実際の増加は11.0%で、増加率は前年通年比で0.1ポイント増、前年同期比で0.2ポイント増となった。1~2月、商務部がモニタリングした重点小売企業5千社の売上高は前年同期比4.7%増で、増加率は前年同期を0.7ポイント下回った」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年4月23日