外交部(外務省)の29日の記者会見で、洪磊報道官が質問に答えた。
――ASEAN首脳会議は昨日、南中国海の島や礁で進行中の建設活動に懸念を表明する議長声明を発表した。声明が南中国海における一部のASEAN加盟国による長年の大規模な埋め立てや軍事建設活動には一言も触れなかったことを指摘するメディアもある。
中国側はすでに昨日、ASEAN首脳会議議長声明に対して厳正な立場を表明した。フィリピン、ベトナムなど少数のASEAN加盟国は長年にわたり、不法に占拠した中国の南沙(英語名・スプラトリー)の島や礁で大規模な建設活動を行い、不法に大規模な埋め立てを行い、飛行場など固定施設を建設し、さらにはミサイルなど攻撃兵器を配備してきた。
こうした不法活動に対して中国は重大な懸念と断固たる反対を表明し、中国の主権と権益を侵害するあらゆる言動の即時停止を関係国に要求している。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年4月30日
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