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顔年齢診断サイト、一夜にして有名に

人民網日本語版 2015年05月06日16:20

今年のメーデー3連休中に、黄色い色をしたシンプルなウェブサイトが、微信(WeChat)のソーシャル機能・モーメンツで話題になった。そのサイトとは、写真で顔年齢を診断する「How-Old.net」だ。ネットユーザーは自分の顔年齢が実年齢より若いと判断されれば大喜びし、システムの正確性については気にしていない。30代のネットユーザーが画像処理を施したところ、11歳と表示された。漫才師の郭徳綱(42)と俳優の林志穎(41)は、実年齢はほぼ同じであるにもかかわらず、前者は45歳、後者は25歳と表示された。統計データによると、同サイトは開設から数時間内に世界各地の21万枚以上の写真を診断した。マイクロソフトが同サービスを提供している。京華時報が伝えた。

システムはアップされた写真の瞳、目尻、鼻などの27の代表的な局部を分析する。事の発端は、マイクロソフトの2人のソフトエンジニアが、同社が新たに公開した「顔認識API」の応用事例を同ページで公開したのが始まりだ。2人はフィードバックを得るために、数百人のユーザーに電子メールを送信したが、その後メールを受信した多くのユーザーがこれをツイッターに投稿し、予想外のペースで同サイトが知られるようになった。

同サイトはマイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure」に基づくもの。「Azure」は機械学習アプリ開発のためのインターフェイスを提供している。第3者開発者は「How-Old.net」のインターフェイスと技術を利用し、顔の写真を分析することで、性別と年齢を分析できる。

一夜にして有名になった同サイトだが、「同サイトは新しいものを好む人々の好奇心や、他の人に見せつけたいという心理を利用しているが、リピート性に欠ける。同サイトはそもそも偶然の産物であり、この現象は一過性のものと見られる。ただし同サイトで使用されている顔認証技術のさらなる開発には期待できる」との分析もある。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年5月6日


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