ジュネーブにある「世界経済フォーラム(WEF)」は6日、2015年「旅行・観光競争力報告書」を発表した。中国は141の加盟メンバー中第17位となり、トップはスペインだった。
また、日本は豊かな文化資源、整ったインフラ施設、優れた経済データで第9位に輝き、アジア諸国をリードしている。さらに、アジアの8ヵ国はベスト50位にランクインし、それぞれシンガポール(11位)、中国(17位)、マレーシア(25位)、タイ(35位)、インドネシア(50位)という。
報告書によると、トップ10にランクインしたのは依然として伝統的な観光大国で、スペイン、フランス、ドイツ、アメリカ、イギリス、スイス、オーストラリア、イタリア、カナダの順となっている。しかし、先進国と新興経済体諸国の差が徐々に縮まり、国際観光客の規模が絶えず増大し、中産階級の拡大により、東アジア地区は世界で最も活気溢れる観光スポットになりつつあるとみられている。さらに、2013年から2014年までの1年間、東アジア地区は世界で観光客数が最も著しく伸びた地区になったという。
中国国際放送局日本語版 2015年5月7日
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