中国外交部(外務省)アジア局の黄渓連副局長は6日、中国政府はネパール大地震の発生後、6000万元(約11億5440万円)相当の緊急救援物資を送り、社会団体や個人を含む救援隊340チームを派遣したことを発表した。人民日報が伝えた。
黄副局長は、「今回の救援は中国武装警察部隊が初めて海外で行う救援活動であると同時に、化学除染部隊が初めて海外で展開した行動となった」とし、「現在、捜索活動は一段落し、新たな段階に入った。主に防疫活動や被災者を臨時避難所へ避難させるなどの任務に当たっている。被災者の安全の確保や被災地の再建には非常に長い時間を要する。今回の地震で大きな損害を受けたネパールは国際社会の援助を必要としている。中国はネパールの2大隣国の1つであり、ネパールを援助する責任がある」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年5月7日