日本の若い女性の間でインコやオウムの人気が高まるにつれ、全国各地で鳥カフェが出現している。これ以外にも、オウムをモデルにした商品や食べ物まで続々と登場している。女性がインコやオウムに惹かれる主な理由は、「触り心地や鳴き声に癒される」などだが、花や食べ物に例えられる独特の匂いも人気爆発の秘密になっているという。杭州網が伝えた。
昨年2月に開店した「ことりカフェ」表参道店は、店内の大きな鳥かごにセキセイインコやタイハクオウムなど計8種25羽の小鳥が飼われている。店のコンセプトは、「小鳥たちを眺めながらまったりコーヒータイム」だ。
来店する客の約8割が女性で、最も人気なのは小鳥と触れ合える「もふもふ体験」だ。通常はチャージがかかるが、週に1度、木曜日だけ無料で体験できる。このため木曜日は開店と同時に、訪れる若い女性が後を絶たない。家でもセキセイインコを飼っているという埼玉県所沢市の会社員青木美樹さん(30)は微笑みを浮かべながら、「インコは非常に頭がいいし、一つ一つの動作が非常に面白い。ただ見ているだけで心が満足する。家では大型のオウムは飼えないので、心身ともに癒されるために来ました」と語った。
「ことりカフェ」の社長、川部志穂さんは、「ことりカフェは、鳥を愛する人々がユーザーのSNSで人気の話題になっている。正直ここまで大きな反響があるとは驚きだった」と語る。このほか、色彩が美しい小鳥のモチーフの文房具や食器・カトラリーなどの商品の売れ行きも好調だという。