浅草には大きなホテルは少なく、最適人数は2、3人という小さなレストランが非常に多い。そのうちの多くは歴史を感じさせる古い店だ。どの店にも特徴があるが、この店の料理はごく普通だ。しかし、ある著名人が訪れたことから、毎日満席が続いている。
こういった見たところごくシンプルな料理は日本のカップルが真っ先に頼むものだ。もし中国であれば、初めてデートする女性とラーメンを食べたとしたら、店を出た後、女性の顔がラーメンよりも長くなっているだろう。日本のカップルのデートは基本的に割り勘で、メドがついている時だけ、相手が支払う。割り勘にする理由はとてもシンプルだ。「どうして、あなたにおごってもらう必要があるのか?」ということだ。
浅草の雰囲気が好きだ。ここでは、どんな小さなことでも新鮮な感覚を覚える。ごくありふれたシャッターにも江戸時代の名残が残っており、居心地が良い上、親しみ深くて温かい感じがする。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年5月14日