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北京在住外国人青年 「骨の髄から大好きな中国文化」 (2)

人民網日本語版 2015年05月15日09:10

また、調査の結果、中国文化に対する認識については、出身国によって大きな違いがあることが判明した。欧米諸国の青年が、中国文化を愛好するポイントは、主に「中国文化の面白さ」にあり、「大変物珍しく、ぜひ体験したい」と思っている。

アフリカ、東南アジア、中央アジア諸国出身の青年は、主に中国がたどった発展の道に興味を抱いている。日本、韓国、シンガポールなど、中国語が通用している国家や儒教思想の影響が及んでいる国家は、中国の価値観やより深いレベルの中国文化の産物を認めている。韓国出身の青年の中には、中国に留学して中国医学を学ぶ人が多く、日本の青年の多くは、中国で古代中国語や中国哲学を学んでいる。

〇オールド北京が「好き」または「非常に好き」、6割超

フランス人記者のマット氏(仮名、26)は、北京に来たとき、安定門近くの部屋を間借りした。オールド北京の胡同に近かったからだ。彼は、にぎやかな大通りより、小さな路地が大好きで、鐘鼓楼の四方に拡散した正統派オールド北京の雰囲気を何よりも愛している。

于中美さんも、オールド北京の大ファンだ。2007年の夏、中国舞踊を学ぶために短期滞在した彼女は、鼓楼に住んだ。毎日、練習が終わると、当時12歳だった彼女は、雍和宮や後海のあたりに一目散に駆けつけ、古い建物を眺めてボンヤリと過ごした。

マット氏や于中美さんだけではない。3千年あまりの歴史を誇り、整備保存状態が良好な多くの古代建築物が数多い北京は、外国人にとってかなり大きな魅力を備えている。

中国文化は確かに人を惹きつける魅力があるが、多くの外国人青年にとって苦痛の種は中国語の学習だ。アフリカのガボン共和国出身の周埃楽さんが最初に覚えた中国語は、「急がないで(別着急)」と「ごゆっくり(慢慢来)」という2つの言葉だった。彼女の弟は、結局中国語をマスターできなかったため、ごく短期間の滞在後、中国を離れてフランスに行った。

北京に住む外国人青年のうち、日常生活に溶け込み、中国語レベルもある程度以上の人は、全体の78.9%に達した。このうち、かなり流暢に中国語を操り、日常のやりとりにはほぼ支障がない人は43.7%、中国人の隣人と打ち解け、親しく付き合っている人は61.6%を占めた。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年5月15日


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