勤務中は図書館の警備員をつとめ、退社後に警備員の制服を脱ぐと大学院入試のために勉強に励む。武漢軽工大学の警備員4人は1年にわたる努力を経て、全員が大学院試験に合格し、「努力する警備員たち」と呼ばれている。
昨年2月に万文傑さんは大学図書館が警備員を募集しているのを知った。働きながら勉強したいと考えていた彼は面接を受けて採用された。その後、彼は同校を卒業した同級生3人も同じ仕事に誘った。
平日は館の利用者の登録や図書管理、安全巡回といった図書館の安全な運営を確保する業務につく。終業後は図書館や自習室で勉強に励み、夜は図書館内の寮で休む。警備員の4人は華中科技大学、武漢理工大学、湖北大学、江南大学の大学院にそれぞれ合格した。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年5月15日