会期5日の第18回中国北京国際科技産業博覧会(略称は科博会)が、成功裏に閉幕した。統計データ(速報)によると、今年の同博覧会で締結された技術取引・産業連携プロジェクトの契約額は計822億5400万元(約1兆5800億円)に上る。人民日報が伝えた。
例年と比べ、今年契約が結ばれたプロジェクトのうち、省エネ・エコ、次世代情報技術、新エネなどの新興産業プロジェクトの契約額が全体の70%以上を占め、民間企業によるハイテク産業投資プロジェクトが全体の半数を占めた。また特許、商標、技術のライセンス譲渡を含む共同プロジェクトが、契約額の半分弱を占めた。他にも北京・天津・河北協同発展に関連するプロジェクトが見られ、北京・天津・河北の協同発展が実行に移された。
今年の科学技術博覧会は、製造業のデジタル化・スマート化・分散化・サービス化・個性化への急速な移行の流れを示した。また青年の「創客」(アイデアを現実に変える人)がチームを結成し、今年の博覧会に登場した。第19回科学技術博覧会は、2016年5月18−22日に北京で開かれる予定。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月18日