M8.1の巨大地震に見舞われたネパールでは、その後、余震が繰り返し発生している。先日もM7.5の大きな余震が起こり、深刻な被害がもたらされた。これに対する支援として、中国赤十字基金会、北京ジャッキー・チェン慈善基金会、中国赤十字会淘宝公益基金は、400万元を共同出資して「被災救済家庭用救急セット」5千組を調達し、中国商務部(省)が手配した輸送用チャーター機でネパールの被災地に送り届けることとなった。今回の支援により、政府が民間公益組織と協力する、あるいは民間公益組織同士が業界を超えてタイアップして海外支援を行うという新たなスタイルが確立された。「家庭用救急セット」には、毛布、防水シート、寝袋、レインコート、衣類、食器など、被災者が急ぎ必要とする物資が含まれている。19日には、セットのパッキング作業が完了し、被災地に向け出荷される見通し。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年5月19日